螺旋街道


光と影02

裏ですー裏ーキョンくんがちょっと強姦紛いなことに会います

「なんかあったか?」
「何も……無いですね」
部屋を探すこと10分。 手がかりと言えるものは何一つ見当たらない。
「……けほっ」
さっと古泉が振り替える。
「大丈夫ですか?!」
「あぁ……」
古泉に無理矢理その場に座らされる。 瞬間。

ゴトッ―――。

物音がした。
「今なにか音がしませんでしたか?」


ゴトッ―――――。

「本当だ……何かいるのか?」
恐る恐る近づく。
「待ってください」
それを阻止される。
「僕が行きます」
そう言って、音がする方に近づいて、ガラリと開けた。
「長門!」
その中には縛られた長門がいて、慌ててかけよる。
「大丈夫ですか?」
「問題は……ない」
古泉が縄をほどき、ため息をつく。
「匂い…」
「え?」
首をかしげる。
「甘い匂いがした」
「それはいつです?」
古泉が折り返し問うと、長門はゆっくりと瞬きをし、口を開く。
「現代との電発回線が切断された、その瞬間に」
また、訳がわからない。
「キョンくん、朝比奈さんに電話してみてください」
「え?あぁ……」
電話をかけてみれば、呼び出し音の後誰かが出る。
『はい』
「朝比奈さんですか?」
『キョンくんですか?どうかしたんですか?』
みくるに、今おきている現状を話すと、慌てた様子で叫ぶ。
『あたしはなんともありませんから、キョンくん気を付けてください』
「え?あ、はい。分かりました」
電話をきり古泉の方へ振り返った瞬間。
「あれ、古泉は?」
いなかった。
「あっち」
どうやらハルヒ達の方へ行ったらしい。
「あなたはここに居て」
立ち上がろうとした俺の腕を長門が掴む。 すると、俺の携帯が鳴った。
「かして」
「あ、あぁ…」
長門が電話に出る。 話すスピードが早すぎて、聞き取れない。
電話が終わると、俺はそそくさと自宅に返された。 なんのために行ったんだか。
暫くゴロゴロして過ごしていたら、古泉がやってきた。
「すみません、二日間泊めていただけないですか?」
そんなのお安いご用だ。
「ありがとうございます」
再び、自室に戻りテレビを見ていた。
「風呂入ってくるな」
一言断ってから、風呂場に行くと、古泉もついてくる。
「僕も……いいですか?」
びっくりした。
「あ、あぁ……」
戸惑いながらも軽く返事を返す。 すっとTシャツを脱がされ、顔が熱く なるのが分かった。
そのまま、お互いを洗い合い、先に俺があがる。 台所に行き、水を飲んでると、急に古泉が抱きついてきた。 「キョンくんっ」
「わっ!古泉……?」
「………やっぱり、優の方がいいですね」

耳を疑った。
「な……に言って?」
「あなたを好きなのは勘違いだったって事ですよ」

これは夢だ。 古泉がそんなこと言うなんて。
「さぁ、こっちに来てください。あなたの中に、刻んであげますから」
微笑をたたえて古泉が言うことが理解できない。 間違い? 俺は古泉に愛されてなかったのか?
「キョンくん……?!」
「え?」
急に肩を掴まれ、びっくりして振り替えるとそこにいたのは古泉。
「おや、邪魔が入りましたね……」
「キョンくんに、何をした?!」
古泉が二人いる。 訳がわからず、茫然とする俺の腕を、古泉が掴む。
以後、古泉の偽物は古泉Bと呼ぼう。
「キョンくん、逃げて下さい!」
「え……」
頭がついて行ってない状況で 逃げろ の単語を拾った。
意味がわかるまで少しかかる。
逃げろ エスケープ? 退散……?
「キョンくん、こっちにいらっしゃい」
強く腕を掴まれた。
「痛い…っ!」
「あなたが来ないからですよ」

そのまま、深く口づけられTシャツのすそから手を入れられる。
「んん……っ、ん!」
お腹を撫でられ、口内を思いっきり犯される。
「キョンくん!!」
口をはなされ、ズボンを一気に下ろされた。
「いや……やだ!!古泉っ……助けて!!」

古泉何を言い出すかと思いきや、偽物ですよ、偽物(`・ω・´)
古泉がキョンくんにそんなこと言おうものなら、私がぶっ飛ばします(=´∀`)