螺旋街道


夢オチ的なオチ

土銀 異物挿入あり

ドタドタと、荒々しい足音がした後、俺が眠る寝室の襖が乱暴に開かれた。
「起きろ、銀時」
「んにゃ?」
寝ぼけて、よくハッキリしない視界の中、黒い影をおろした土方を見つける。
「どうした?土方……」
瞬間に、視界が百八十度回転した。 訳がわからず、土方の身体を押す。
「おも……いっ」
その手を捕まれ、何処から取り出したのか、ロープで両腕を身体の下で縛られた。 そして、身体が反転する。 土方の方へ背中を向け、お尻をつきだすような格好をさせられた。
「ちょ……なに?何なの?!」
慌ててパニックをおこす俺の問いに土方は答えず、服を剥ぎ取った。 そして、耳元で囁く。
「俺に挿られるより、代わりのがいいんだろ?だったら望み通り叶えてやるよ」
「何を……っ!」
いきなり後方に指が入ってきた。 襞を押し退けながら入ってくるそれは、どこか冷たく、濡れている。
「ゃあっ……ひっ」
腕が後ろにあるために、力が入らずなされるがまま。 土方は、指を中で動かしまくる。
「あぁぁっ……やだっ……ゃあっ、ひぅっ」
前には触れず、ひたすら後ろだけを攻められた。 ビクビクと、自分の意思とは関係なく跳ね上がる身体。
「ゃだ……ぬ、抜いて……っ」
いくら懇願しても、土方は無視。 答えてくれない。 いつもなら、俺の反応にいちいち感想をつけるくせに、今日に限ってそれがなく、異様に恐怖を煽られた。
「い、イクぅ……ひ、土方……」
瞬間に、射精感が失せた。 土方が指を抜き、刺激を止めたからだ。
俺は、恥ずかしくも快楽を求め自らを布団で擦る。 しかし、腕が後ろにあるため、思うようにバランスが取れず、快楽を得られなかった。 脱力して、枕に顔を埋めた瞬間。 後方に何か冷たいものがニュルリと滑り込んできた。
「ひっ……ぃ」
中で吸い付きながら、それは、奥へ奥へと入り込んでゆく。
「な……に?」
訪ねると、土方はぶっきらぼうにいい放った。
「タコ」
土方が、生きたタコの頭を強く握った。 暴れるタコ。 俺の中のタコの足も一緒に暴れ、イイところを吸い付きまくる。
「あっ……やぁ、あっん、ふぁっ……」
ブルブルと身体が震え、何度もイク。 そのまま、攻め続けられ、俺は快楽に溺れいつしか気を失っていた。
目覚めたら、土方が横で寝ていた。
床は夕べのままで、汚い。
「土方?」
縛り付けられた腕は、解かれておらず、俺は土方の耳元で名前を呼び始めた。
「土方土方土方土方土方土方土方土方土方土方土方ひじかーたぁー!!!!」
「うるせぇっ」
その煩さに、目を覚ます土方。 俺を一目みて、固まった。
「ん?土方ー!?どうしたの?」
ガシッと肩を捕まれる。
「誰にヤられた?!」
は? 訳がわからない。 夜中突然やってきて、俺を犯したのは土方だ。
尚も土方は、しつこく誰にヤられた?!と聞き続ける。 痺れを切らした俺は、すべてを土方にあらいざらい吐き出した。
顔面蒼白な土方。 聞いてみた処、覚えがないらしい。
「夢でヤる夢はみたが……まさか……」
「急に夜中にお前がやってきた、こっちがびっくりだわぁぁぁっ!!」
腕のロープをほどいてもらい、一発顔面に叩き込む。 土方は、悪かったとその後、10分間謝り続けた。

これまた結構前にかいた奴
土方は変態だ、とこの頃は思っていたんでしょう、今もですけどね!